名古屋食卓応援隊とは

名古屋食卓応援隊とは

被災地の方々は今、避難所から仮設住宅やアパート、自宅など生活の拠点を移される方が増えてきました。
自立への第一歩となるわけですが、同時に行政からの支援の打ち切りを意味します。
そこで、仮設住宅などに入られた被災者が必要としている食品を持ち寄り、「食を通じた物心両面の支援」を行います。
趣旨に賛同したNPOや団体が「なごや食卓応援隊」を結成し推進役となります。



企画の趣旨

東日本大震災による被災者の方々は、避難所を出て仮設住宅やアパートに入る方や、自宅に戻る方も増えてき ました。その一方で、避難所で受けていた支援を打ち切られ、移行措置なしに自立した生活に立ち戻るよう求め られることが増えてきたと聞きます。
阪神大震災では、被災後に家族がバラバラになったために猛烈な孤独感に襲われた方や、仮設住宅で孤独死さ れる方も多く現れました。今回の震災でも、同様の状況が起きることが予想されます。
一方、被災地以外の地域では被災者支援の熱意は薄れつつあり、「一段落した」という雰囲気すら感じられる ようになって、現地の状況と大きな隔たりが生まれています。
本プロジェクトを主催する「なごや食卓応援隊」は、このような背景のもと、「食を通じた継続的な心の支援」 を実践しようと、食に関わる4 団体が集まり、活動を始めました。今後、多くの団体や個人の集結を呼びかけ、 支援の輪を広げていきます。被災地では、今後の継続的な支援が求められています。




活動の内容

被災地で活動するNPO と協力して、食品を詰合わせた「ごはん応援箱」を家庭1 軒に1 箱ずつ贈る運動です。
第1 期は青果やくだものなどは扱わず、調味料やレトルト食品を中心に送ります。
提供していただいた応援箱をどの町に届けたのか、送ってくださった方に、確実にお知らせします。
支援地域:仙台市を中心とした被災地・宮城県山元町の被災地
協働するNPO
NPO 法人亘理山元まちおこし振興会
NPO 法人ふうどばんく東北AGAIN(アガイン)
第1期目標数量:合計1000 箱
期間:第1期 平成23年6月~12月(第1期の結果を見て、継続を検討します。




主催団体

なごや食卓応援隊 愛知県下のNPO や団体が協力して実施します(五十音順)。
・オアシス21 オーガニックファーマーズ朝市村
・認定NPO セカンドハーベスト名古屋
・NPO ドギーバッグ普及委員会名古屋
・NPO ワーカーズコープ

発送場所については、(株)ビオ・マルシェのご協力をいただきます。

事務局団体:認定NPO 法人セカンドハーベスト名古屋
〒462-0845 愛知県名古屋市北区柳原3-4-2小菅ビル1F
電話:052-913-6280 FAX:052-913-6281 
Eメール:info@2h-nagoya.org

参考
主催団体について(五十音順)
●オアシス21 オーガニックファーマーズ朝市村;名古屋市東区にある公園オアシス21 で、毎週土曜日の午前中 に行っている有機農業者による朝市。
●NPO 法人セカンドハーベスト名古屋:品質に問題ないのに賞味期限が残り少ない等の理由で販売出来なくな った商品の寄贈を受けて、食品を必要としている生活困窮者を支援している団体に提供する活動をしている。
●ドギーバッグ普及委員会名古屋;欧米では一般的な「食べ残しのお持ち帰り」を、日本で普及させる活動を行 う。食中毒を見極める啓蒙活動にも力を入れている。
●NPO 法人ワーカーズコープ

協力団体
(株)ビオ・マルシェ